常備レンズをプリズム付に


 球面タイプの単焦点レンズのプリズム処方の場合、プリズム指定をしなくても光学中心とアイポイントをズ
ラしてプリズム処方にする事ができます。

もちろんズラして枠取りできなければ、P指定が必要になりますが度数が強い場合は、少量のズレでプリズ
ム効果は結構でますので有効な方法で特にマイナス度数の方にはお勧めです。 下記の計算は度数及び、
上下・水平の各方向に必要なプリズム量を入力するとズラす距離を算出します。

しかし、ここで用いている式は、簡易的な三角関数で誤差は場合によっては大きくでますのでご注意下さい。

ズラす方向
 Pベース方向に対してプラス度数は同方向に対しマイナス度数は逆方向になります。

経線度数がマイナスの場合下記の計算結果はマイナスの符号が表示され、Pベース方向とは逆方向になる
事を意味させています。
また符号表示のないプラス度数はPベース方向と同方向になります。

計算ソフト
下記の計算ソフトには、半角数字で入力して下さい。
各入力項目を入力し、計算ボタンをクリックすると計算結果を出力します。
入力欄を空欄にすると、計算しませんので 0 を入力して下さい。
球面度数<S>= 乱視度数<C>= 乱視軸<Ax>=
180度方向のプリズム量= 90度方向のプリズム量=



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