プリズム2方向(上下・水平)の合成プリズムとベース方向


 2方向の合成プリズムは、一方向のプリズムに換算することが出来ます。

「プリズム2方向 パート1」と「プリズム2方向 パート2」で、合成プリズム量について触れ
ていますが、今回は、合成した際のベース方向について説明し致します。

 合成プリズム量は、ピタゴラスの定理で求めましたが、合成プリズムのベース方向は、逆
三角関数を用います。

   (式)
     合成プリズムベース方向(θ) = atan(上下プリズム量/水平プリズム量)

   (例)
     90°方向プリズム量 = 1.5
      0°方向プリズム量 = 2.5

         合成プリズムベース方向(θ) = atan(1.5/2.5) ≒31°      


計算プログラム

 下記に、計算プログラムを組んでみました。
ベース方向は、0°90°180°270°の入力になります。

 

水平方向のプリズム量=  水平プリズムのベース方向=

上下方向のプリズム量=  上下プリズムのベース方向=


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